【アニメ ヴィンランド・サガ20話感想】希望の王冠か絶望の王冠か

感想

はいやってきましたヴィンランド・サガ。
今回は権力というものについて考えさせられた回でした。
そのための王冠という象徴なのでしょう。
そして自ら動き王冠をかぶる人生なのか。
それとも権力に操られ王冠にかぶられる人生を送るのか。
かなり難しい問いが今回のテーマでしたね。
というわけでサクサク感想書いていきます。

スポンサーリンク

目次

全体の感想

  • 王冠にかぶられる人生か
  • 王冠をかぶる人生か
  • クヌートは選ぶことになる

今回は権力について考えさせられる回でした。
王冠をかぶる人生をおくるのか。
王冠にかぶられる人生をおくるのか。
スヴェンはかぶられる人生を送るようになってしまった。
しかしクヌートには理想がある。
そしてその理想のために突き進む覚悟がある。
ならば王冠をかぶられるのではなくかぶる人生。
そちらを選ぶしかない。
信じていた神に救いはなかった。
そして愛とは現世では届かないものを知ってしまった。
もはや頭の中の理想はない。
であるならば自ら王冠を勝ち取り。
権力を操ってみせよう。
そんな気概がみてとれて。
クヌートがますます好きになるエピソードでした。
良かったです。

スヴェンの王冠にかぶられる人生がみてとれた

  • スヴェンにも理想があった
  • しかし権力がそれを許さなかった
  • 結果王冠にかぶられる人生になってしまった

スヴェンの王冠にかぶられる人生がみてとれました。
スヴェンにもかつては理想があった。
そういう風に私は見ました。
しかしやはり権力がそれを許さなかったのでしょう。
つまり王冠の重み。
それに耐えきれなくなってしまった。
であるとするならば。
権力という王冠の命令。
それにしたがって生きるしかない。
もはや王冠の奴隷になることでしか生きられない。
そんな狭い生き方を選んだのでしょう。
かつての理想は消え。
現実での権力がのしかかってくる。
その権力の重みを感じる疲れた表情。
スヴェンの顔は印象的でした。

しかし王冠がスヴェンを育てた

  • しかしまた王冠がスヴェンを育てたとも言える
  • だからこそのあの頭の良さ
  • 奴隷になりつつもその重圧に耐えた強さがある

しかしまた王冠がスヴェンを育てたともいえると感じました。
だからこそのあの頭の良さ。
賢王としての威厳を感じました。
スヴェンは王冠の奴隷でありつつも。
またその重圧に耐えてきた。
そして今その玉座にいる。
であるなら王の資格。
それは十分であると判断できました。
権力というものの重荷への疲れは感じ取れました。
しかしその重荷こそがスヴェンを賢王にした。
もし玉座から引きずりおろすとしてもですね。
ただでは引きずりおろされない。
そんな手ごわさを感じることもできました。

クヌートの理想の強さ

  • クヌートには強い理想がある
  • 権力に屈しない己を信じる心
  • 絶望を知った男は強い

クヌートへの強い理想を感じ取った回でした。
権力に屈しない己を信じる心。
決して王冠にかぶられることなく。
その王冠をかぶってみせようという。
強い決意を感じました。
そしてこの決意はですね。
やはり神への絶望からきていると思うんですよね。
もはや神に救いはなく。
愛というものは手に入らない。
そんな絶望をしっているからこそですね。
誰の力も借りずに己の力で王冠を手に取ってみせようと。
そう心に決めたと思うんです。
まさに王の風格を感じました。

絶望の王冠か希望の王冠か

  • スヴェンは絶望の王冠をかぶっている
  • クヌートは希望の王冠をかぶろうとしている
  • どちらに権力は微笑むのか

絶望の王冠か希望の王冠か。
そういうテーマのストーリーだと私は解釈しました。
スヴェンは絶望の王冠をかぶっている。
権力に押しつぶされ奴隷であるしかない。
しかしその奴隷としての重荷。
それこそがスヴェンの力になっている。
過去の重荷に耐えてきたからこそ。
賢王としての地位を確立できた。
一方クヌートは希望の王冠をかぶろうとしてる。
もはや神に救いがないなら。
もはや愛などこの世にないなら。
自ら楽園を作ってみせよう。
そんな果てしない理想。
王としての風格は十分でした。
絶望で満ち足りた現王か。
希望に満ち溢れた未来の王か。
どちらに権力は微笑むのか。
楽しみにしています。

まとめ

  • 絶望の王冠をかぶるスヴェン王
  • 希望の王冠をかぶろうとしているクヌート
  • 双方の心情がみてとれた回だった

というわけでまとめてみました。
絶望の王冠をかぶったスヴェン王。
希望の王冠をかぶろうとしているクヌート。
双方の心情がみてとれた回でしたね。
で私的にはですね。
やはり先を見ている人物。
そういう人間こそが王冠をかぶるべきだと。
感じているんですね。
そしてその心情にぴったりの人物。
それがクヌートであると感じているわけです。
一度絶望を見て変わったクヌート。
そのクヌートであればスヴェンが屈した権力への絶望。
王冠の呪いにも打ち勝てると思ってるんですね。
だからそんな希望を感じ取ることが出来てですね。
クヌートがより一段とかっこよく見えた回でした。
良かったです。
というわけで次回も正座して待っています。

はいやってきましたヴィンランド・サガ。 今回は戦いの向こうと戦いのこちら。 そこのせめぎあいが良かったと思います。 理想という...
はいやってきましたヴィンランド・サガ。 今回は情報量多かったですね。 それぞれのキャラクターの思惑入り混じる回でした。 でもこ...

ヴィンランド・サガみるならVOD

ヴィンランド・サガを見逃した方も多いのではないのでしょうか。 そんな方にヴィンランド・サガの見逃した回を見る方法をお教えします。 ...

ヴィンランド・サガ見るなら動画配信サービス(VOD)がおすすめです。
ヴィンランド・サガが見れるサービスの特徴など詳しく記述しておりますので気になる方はチェックしてみてください。
サービスに無料期間があるのでその間だけお試しで使ってみるというのもありです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする