【文豪ストレイドッグス 3期 10話(35話)感想】辛すぎる潰しあい

始まってしまった。
本格的な全面戦争。
最悪のシナリオ。
しかし最高に熱い展開。
これが文ストだと。
分からせてくれました。
それぞれの戦いも良かった。
というわけでサクサク感想書いていきます。

全体の感想

始まった全面戦争
家族で戦っているようだ
非常に辛い

非常に辛い展開。
武装探偵社。
そしてポートマフィア。
それぞれの良さを知っている。
それだけに辛い。
まるで家族同士で潰しあいをしているよう。
これが最善の策だとはわかっていないはず。
本当に倒すべき相手は他にいるはず。
なのに。それなのに。
潰しあわなければならない両者。
この悪夢は止められないのか。
どちらかのボスが倒されなければ。
この戦いは終わらないのか。
こんな戦いは見たくなかった。
けれども見たら熱くなっている自分がいる。
これが文ストの戦い。
なかなかに見せてくれました。

国木田の辛さ

最も気丈な人物が潰される
序盤から辛かった
優しくて強いとは罪

国木田の葛藤が辛い。
誰よりも強い男。
そして誰よりも優しい男。
だからこそ潰されてしまう。
今回のショックは辛かった。
まんまとフョードルの策にはまってるわけです。
彼の悪魔的策略。
そんなものに屈してほしくはなかった。
でも少女が目の前でひどい目にあったら。
ショックを受けざる得ませんね。
最も気丈で。最も優しく。最もしっかりした。
そんな男の中の男だからこそ。
耐えられないものがあったでしょう。
強いとは時として罪。
優しさも時として罪。
国木田が立ち直れるのか。
それが武装探偵社のカギになってくるでしょう。

乱歩の戦い方

あんな戦い方があるとは
中原も考えはしなかったはず
面白い

乱歩の戦い方が面白い。
全く戦闘力のない乱歩。
そして戦闘力抜群の中原。
まともにやりあったら勝ち目はない。
無いのですが。
強さを逆手に取られてしまった。
ポオの扱い方も見事でしたね。
中原は戦闘力抜群。
まさに無敵の強さ。
なのではありますけれども。
やはり強すぎるのが弱点ですね。
こういった策略に無力。
乱歩の強さが光りました。
太宰が中原をいいように操っていたわけも分かります。
強すぎる力は時として罪。
強すぎるがゆえに屈した。
中原もまた文ストの策略の犠牲者と言えそうです。

芥川と鏡花

熱い戦いだった
芥川と鏡花は同類
絶望を味わったもの同士

芥川と鏡花の戦いが熱い。
いや戦いはもちろん熱かったです。
ただそれよりも二人のやり取り。
やはりここでしょう。
どちらも人生に絶望したもの同士。
それがぶつかり合う。
芥川が鏡花に昔の自分を重ねる。
あのシーンがとてもキモでしたね。
芥川は太宰に助けられた。
鏡花は中島に助けられた。
それぞれに救いがあってよかった。
戦いながら芥川は分かるものがあったのでしょう。
彼の成長具合が伺えました。
そして鏡花が希望を持てるようになった。
その成長も大きいですね。
絶望的な状況で希望が持てる戦いでした。

やはりやりあうしか道はないのか

ボスは組織の奴隷
最高の奴隷同士で潰しあうしかないのか
希望が持てるといいのだが

ボス同士やりあうしかないのか。
ボスは組織の奴隷。
そして最も奴隷でなければならない。
その奴隷同士で潰しあうしかないのか。
非常に辛い選択でした。
部下を守るため。
命を守るため。
二人が決した決断。
非常に辛かったですね。
本当にここまでくるとフョードルの思惑通り。
いずれかが潰しあわなくちゃいけない。
そして決着がついてしまったら。
武装探偵社とポートマフィアに永遠に傷跡が残ってしまう。
それだけは回避しなくてはならない。
どうにか策はないのか。
希望が持てるといいのですが。うーん難しい。

まとめ

非常に辛い展開
非常に熱い展開
一体どうなるのか

というわけでまとめてみました。
非常に辛い展開でした。
でもそれ以上に熱い展開でした。
なんか家族同士が潰しあっているよう。
でもそれぞれが互いを想いあっている。
そんな複雑な構図でした。
だからこそ双方に救いのある展開であってほしい。
そして希望のある最後であってほしい。
やはり本当の黒幕はいるわけです。
なので黒幕を倒すのが筋でしょう。
まあ現実はなかなかそうはいかないのかもしれません。
でもこれは文スト。
なので希望が持てるストーリーになること。
それを願ってやみません。