【アニメ BEASTARS ビースターズ 9話感想】大人の汚さ、青春の綺麗さ

感想

はいやってきましたBEASTARS。
今回は大人の汚さが目立った回でしたね。
そしてそれを受け入れざる得ないルイ。
あくまで立ち向かうレゴシ。
二匹の対比が印象的でした。
これからどうなっていくのか。
非常に気になるところですね。
というわけでサクサク感想書いていきます。

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目次

全体の感想

  • 大人の汚さが目立った回
  • 受け入れざる得ないルイ
  • あくまで立ち向かうレゴシ

大人の汚さが目立った回でした。
そしてそれを受け入れざる得ないルイ。
あくまで立ち向かうレゴシ。
この対比が良かったように思えます。
特にですねレゴシには注目したい。
今まで純情さがですね。
どちらかというと異常性に繋がっていたレゴシ。
ではあるんですけれども。
今回は正の方向に向いていましたね。
何が何でもハルの助けになりたい。
この純情な気持ち。
それが非常に響くようになっていました。
いままではやきもきしながら見ていたレゴシですけれども。
一気に覚醒した気がしました。
レゴシにはぜひ頑張ってほしいです。

大人の汚さ

  • 食というテーマ
  • それでここまで汚さが出せるとは
  • この物語ならでは

大人の汚さが目立った回でした。
今回重要になってきたのは食というテーマ。
表では禁忌になっている。
けれども裏では平気で行われている。
そんな二面性。
それが未熟な子供でなくてですね。
成熟した大人で表現されていたこと。
ここがこの作品のうまいところですね。
裏市の件では若気の至りで済ませられたかもしれません。
でも今回は大人が介入してきたことでですね。
一種の嗜みのような雰囲気を醸し出していました。
そしてその嗜み方。
それが非常に汚かった。
これだけ気分を悪くさせるものなのかと。
やる方も隠す方も。
どちらも非常に悲しい気持ちになった。
そしてそれはこの物語ならではの悲しさでした。

レゴシの純情さ

  • レゴシの純情さが響く
  • 非常に綺麗なものを見てる気分になった
  • めちゃ頑張ってほしい

対比としてのレゴシの純情さが響く。
大人の非情すぎる汚さに対してですね。
真っ向から立ち向かっていく。
それはたぶん自分の中の綺麗なもの。
それを壊されたくないから。
さらにそれを必死に守ろうとしてるから。
そして何よりハルを助けたい。
どんなことがあってもハルを助けたい。、
そんな純粋すぎる気持ち。
今まで危うい存在だったレゴシの純情さ。
それが今回はかなりいい方向に向いていましたね。
いままではレゴシの純情さをやきもきしながら見ていたんですが。
こういう風な展開になってくるとですね。
非常に綺麗なものを見ている気分になりました。
是非いい方向にレゴシには進んでほしい。
めちゃ頑張ってほしいです。

ルイは大人の汚さを見ながら生き延びてきた

  • ルイは大人の汚さを見ながら生き延びてきた
  • だからこそ上り詰めることに集中する
  • 捨て去るものがあるということ

ルイの気持ちも非常に分かるんですよね。
今回は過去シーンが印象的でしたけど。
あれってルイが大人の汚さに空気レベルで触れてきたということですよね。
だからこそ今回の大人の汚さ。
それも飲まざる得ない。
どれだけ葛藤を抱えていても飲まざる得ない。
ルイの過去を知っているとですね。
ルイが悪者に見えなくなってくる。
むしろ同情してしまいました。
もうここまでくるとですね。
どれだけ汚くなろうともルイには上り詰めてほしい。
上り詰めることに集中することがルイの生きる道だから。
そのためには捨て去るものがある。
今回の件はルイには試練でしたけど。
是非乗り越えてほしいと思います。

レゴシの綺麗さ、ルイの汚さ

  • レゴシは綺麗なものを守ろうとしている
  • ルイは汚い中でもがいている
  • 大人の汚さでより二匹が際立っていた

レゴシの綺麗さとルイの汚さが顕著でしたね。
レゴシはどうしても自分の中の綺麗なものを守りたい。
それを守らなければ自分が自分でなくなってしまう。
そんな危うさを抱えている感じがしてですね。
レゴシの純情さが際立った回でした。
そしてルイは汚い中でもがいているといった印象。
過去からして汚い大人に触れてきたルイ。
今回の対応も当然といったところでしょう。
個人的にはルイには同情してしまいました。
けれどもレゴシの件で少し変わるようにも見えてですね。
今後どうなっていくのか。
非常に気になるところです。
そして重要なのはこの二匹の対比。
それが大人の汚さによって浮き彫りになっていたこと。
ここが非常に物語としてうまいところでですね。
青春の危うさと大人の事情。
そんな繊細なテーマを抱えている感じがして。
非常に響いてきましたね。

まとめ

  • 大人の汚さが目立った回
  • そこに青春の綺麗さが混ざりこんでくると
  • こんな化学変化になるのかと

というわけでまとめたみました。
今回はですね。
大人の汚さが目立った回といえるでしょう。
あんなに胸が苦しくなる描写。
それってないでしょうと。
でもそれだけで終わらないのがこの作品。
大人の汚さに青春の綺麗さがまざりこんでくると。
こんな化学変化になるのかと。
個人的にはやっぱりレゴシの綺麗さに期待してしまうんですよね。
あんなに危うく見えたレゴシなんですが。
今回は凄く輝いて見えた。
ルイはルイで考えることがあるんでしょうが。
動くのは今ではない気がするんですよね。
だからこそ動けるレゴシに頑張ってほしい。
大人の汚さに青春の綺麗さで立ち向かってほしいと。
とても思う回になっていました。
良かったです。
というわけで次回も正座して待っています。

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