【アニメどろろ 2話感想・考察】やろうかぁ妖怪の正体

今回は非常にバランスのいい回だったように思えます。
百鬼丸の活躍も非常に良かった。どろろもかわいい。
琵琶丸は渋かった。というわけでいってみましょう。

全体の感想

バランスのいい回
見えないというキーワード
レベル高いぜ

今回はバランスのいい回。
バトルやその導入、百鬼丸の解説などうまくちりばめられていました。
かなり分かりやすく面白い回だったように思えます。
そして今回も見えないけど見えるというのがキーワード。
万代という優しそうな女性が百鬼丸にはどうみえているか。
そしてどろろといった普通の人間にはみえていないものがみえるというのがミソ。
同じく目が見えない法師である琵琶丸の解説も渋いです。
相変わらず渋い要素満載かつレベルが高い。
こういうアニメは大好きなんですよ私。
まじでおすすめなんで見てほしいっていうのが正直なところ。
めっちゃ続きも気になります。凄く見たい。

見えないというキーワード

今回も見えないというのがキーワード
百鬼丸に見えてるのは何か
深い

今回も見えないというのがキーワード。
前回は解説されてませんでしたが今回は解説付き。
万代というやさしそうな女性が出てきました。
それが百鬼丸にはどう見えてどろろにはどうみえているのか。
そしてそのことを解説する琵琶丸。
琵琶丸の解説が渋すぎます。良き。
見えていないほうが良く見えることもある。
それが良くわかる回でよかったですね。
百鬼丸には何が見えて何が見えていないのか。
前回は視聴者がさりげなく気付くようになっていました。
今回はそれが解説がついていてはっきりわかるようになっています。
こういうところが気が利いていて良いアニメですね。

村人の業

村人の業が深い
妖怪だけが悪いだけじゃない
深い

今回はただ妖怪だけが悪いってことじゃないのがポイント。
善良そうな村人でも危機が迫れば妖怪に手を貸すことがある。
そういうような人間の業が描かれていてかなりよかった。
百鬼丸VS妖怪という完全懲悪の話でなく困難が多い時代ならではのエピソード。
妖怪だけが悪いのではないというのが良くわかる話になっています。
本当にこの辺が深い。そして良い。
まあ妖怪がはびこる裏には人間の業があるっていうのが良くあるエピソードといえばそう。
でもどろろはドラマ感や迫力、説得力がかなり違いうまい具合に騙されるように出来ています。
本当にどろろは深い。そして良い。視聴できてよかった。

やろうかぁ妖怪の正体

路銀を奪われ殺された旅人たちの怨念
やろうかぁは自分たちの路銀を見つけてほしいというサイン
村人は罪の重さに耐えきれなくなったのでは

やろうかぁ妖怪は路銀を奪われ殺された旅人たちの怨念でしょう。
ちなみにやろうかぁ妖怪は金小僧というらしいです。
小僧というにはおっさん臭いような気がしますがそこはご愛敬。
やろうかぁという台詞はおそらく自分たちの路銀を見つけてもらい弔ってほしいというサインだと思われます。
お金をあげる代わりに成仏させてほしい。または自分たちの存在に気付いてほしい。
そういう気持ちでやろうかぁ？やろうかぁ？と歩き回っていたのでしょう。
そして万代を助けようとした村人はやろうかぁ妖怪が現れたことで自分たちの罪の重さを自覚した。
その罪を自覚してやろうかぁ妖怪を消してほしいという願望が生まれたと推察できます。

隣国とのいざこざの理由

今回百鬼丸はおそらく視覚をとりもどした
そのことにより隣国とのいざこざが起きそうになっている
百鬼丸が目を取り戻したことにより平和を見守るような目がなくなったということ

今回百鬼丸は恐らく視覚をとりもどしたのでしょう。
となれば万代は目を奪った鬼神だっと考えられると思われます。
万代は百鬼丸の目を持っていたから村の危機を見抜きそれにつけこめた。
そして国にいざこざが起きないように見守っていた鬼神だったのでしょう。
しかし百鬼丸が視覚を取り戻したことで平和を見守る目がなくなってしまった。
そのことにより隣国とのいざこざが起きそうになっていると考えられます。
今後も百鬼丸が体の様々な部位を取り戻すことにより国は波乱に導かれていく。
それを醍醐がどう止めるのかも気になってくるポイントです。